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Notionは、タスク管理やプロジェクト管理、社内wikiなどに対応したオールインワンの管理ツール。主にタスク管理機能が充実したツールとして、中小企業を中心に広く活用されています。直感的な操作性でも人気のNotionについて、機能の特徴や口コミ評判などをまとめました。
プロジェクトの各メンバーに振り分けたタスクは、タスク内容と担当者の名前に加えて、期限や優先順位、コメントなどを追記することも可能。また、担当者や優先順位を基準に、タスクを並べ替えることも可能です。
それまで直感的に現場管理を行ってきた組織にとっては、これらのタスク管理機能だけでも業務効率がグッと上がるのではないでしょうか?
作業効率の向上に大きく貢献するカンバン形式のタスク管理機能ですが、大きな弱点が、締め切りから逆算した業務フローに対応していないこと。期限を追記して可視化することはできますが、期限を基準としたタスク管理をすることができません。
Notionでは、タスク機能と期限を連動させて管理できるカレンダー機能を搭載。日付で期限を管理することもできれば、期間で期限を管理することもできます。
登録した各タスクに、関連する様々な情報を紐づけすることが可能です。具体的には、そのタスクに関連する資料やツール、管理表など。申し送り事項などをメモして残せば、後任への引き継ぎもスムーズになることでしょう。
タスクに関連する情報の検索は、意外に手間と時間を要するもの。関連情報の紐づけ機能は、業務効率化に大きく役立つことでしょう。
カンバン形式によるタスク管理は昔からの定番ですが、定番にも関わらず、導入を検討したことのない組織も少なくありません。もともと日本のトヨタ自動車によって開発されたタスク管理方式ですが、その後、世界中で定番化したことからも分かる通り、業務の効率化には非常に有効な方法です。
まだ直感的にタスク管理を行っている現場であれば、Notionのカンバン形式によるタスク管理機能を使うだけでも、劇的に業務が効率化することでしょう。
人は納期を設定されると作業のスピードが急激にアップする、という傾向があるようです。俗に「締め切り効果」などと呼ばれる心理効果です。
Notionのカレンダー機能は、まさにこの「締め切り効果」を発現させる貴重な機能。各タスクの納期を登録しておくことで、個人レベル、ひいてはプロジェクトレベルでの作業スピードが大きく上がることでしょう。
業務の効率化や作業のスピードアップが実現すれば、当然、各メンバーには余力が生まれます。この余力を別の業務に回すことで、組織全体の売上・収益の向上へとつながることでしょう。
かりに余力を仕事に回さずに余暇等へ回したとしても、リフレッシュ効果を通じて売上・収益の向上につながるのではないでしょうか?
Notionの導入事例は公式サイトに記載ありません。
Notionの導入事例は公式サイトに記載ありません。
これまでは、チームでタスク管理をしたり、情報を共有したりするのに様々なツールを使っていたため、いろんなアプリを行ったり来たりしなければいけませんでしたが、notionだとデザインが自由なのでひとつで情報の管理からタスク管理まで行えてすごく助かっています。
Notionの良いところは、その直感的な操作性にあると考える。ページの生成及び編集のみならず、階層分けも直感的に行うことが可能である。また、機能のアップデート頻度が非常に高く、「たしかにこの機能欲しかった...」という機能が追加されていくことに凄さを感じる。
タスク管理を通じた業務効率化を図りたい組織であれば、業種や部署を問わず、どのような組織でもNotionを有効に使うことができるでしょう。
ただし、あまり精巧な機能を搭載しているわけではないので、大企業には向いていないかもしれません。中小企業や一人社長のタスク管理には、大いに役立つことでしょう。
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プラン名 | パーソナルプラン | パーソナルプロ プラン |
チームプラン | 企業プラン |
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費用 | 無料 | $5/月または$48/年 | $5/月または$48/年 1人当たり |
要問合せ |
メンバー数 | 1人 | 1人 | 無制限 | 無制限 |
ゲスト数 | 5人 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ストレージ(容量) | 5MB | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
参照元:Notion公式HP(https://www.notion.so/pricing)
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