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Lychee Redmine(ライチレッドマイン)は、プロジェクト管理ツール「Redmine」の拡張プラグイン。自社のニーズに合った機能を追加できるので、日清食品やパナソニック、住友電装など、大手企業をはじめ、さまざまな業種で使われています。
スケジュール管理の定番「ガントチャート」。「Lychee Redmine」のガントチャートは直観的に操作できるわかりやすさが特徴。ドラッグ&ドロップで自由に加工でき、ITの専門職ではない人にも、気軽に扱えます。
エクセルのように簡単に編集できる「チケットセット」は、あらかじめチケットをテンプレート化することで、標準プロセスパターンを定義。親子関係や先行・後続の関連付けの設定も簡単で、チケット入力漏れをなくすことができます。
ToDoリストを見える化したカンバン機能は、「ToDo(未着手)」「Doing(作業中)」「Done(完了)」の3種類のカラムで構成。タスクの負荷状況の偏りや優先順位、期限などが一目でわかり、質の高い作業が可能です
プロジェクト変更時には、Lychee Redmineのプロジェクトテンプレート機能を使いましょう。管理者権限がなくても、プロジェクトの新規作成画面からコピーが可能。コピー時に開始日が設定でき、管理者をわずらわせません。
Lychee Redmineが使えるLycheeクラウドには、10人まで無料でタスクやスケジュール管理ができるフリープランがあります。無料プランで使い勝手を試した後、導入するかどうか決めることができます。
シンプルな画面でスケジュール管理が楽なガントチャート機能と、チケットをドラッグ&ドロップして、個人のタスクの偏りをなくすLychee工数リソース管理を組み合わせると、効率のよい仕事ができます
全プロジェクト共通で利用するチケットを一括作成できるチケットセットを使うと、新規プロジェクト作成のたびにチケットを設定するムダな作業がなくなり、その時間を成果物のクオリティを上げることに使えます。
作業予定時間と実開始日、実終了日を登録できるアクチュアルデイト機能は、チケットのステータスを変更すると、連動して実開始日・実終了日を自動入力。ステータス変更のたびに個別入力する手間がなくなり、入力漏れも防げます。
アジャイル開発(開発期間単位を短くしてリスクを最少化する開発手法)を支援するツールがLycheeカンバン。担当者別のカンバンを使うと、誰が何を開発中か、進捗はどうなのかなどを詳しく知ることが可能。
事例01
日清食品
「スケジュールの見える化で効率性アップ」
課題01 | 未経験のリスクが多数想定されていて、マクロな視線で全体管理する必要があった |
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引用元:Lychee Redmine
https://lychee-redmine.jp/cases/case4/
主に設備発注と設備納入の2つのフェーズでLychee Redmineを活用。
タスクや見積もり、スケジュールなどの情報をガントチャートで見える化しました。予定通り進捗しているチケットは緑、期日を過ぎると赤と表示されるので誰から見ても一目瞭然であり、プロジェクトの全体の進捗を左右するスケジュールのズレが見つかったこともありました。
メンバー全体に全ての情報を速やかに共有しようというコミュニケーションの流れができたところも良かった点です。
事例02
パナソニック
「作業負荷も調整できクオリティアップに繋がった」
課題01 | エクセルを使用してプロジェクト管理をしていた |
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課題02 | 管理の効率化と説明責任のためにツール化が必要だった |
引用元:Lychee Redmine
https://lychee-redmine.jp/cases/パナソニック株式会社/
一番利用しているのはガントチャートです。直感的で扱いやすく進捗計画の入力や修正が簡単であり、リアルタイムでメンバーと情報を共有できます。
進捗状況の見える化によって、より効率的なプロジェクト管理ができるようになりました。
カンバン機能では各メンバーの作業内容や状況がオンラインで確認できるため、メンバーの作業負荷も簡単に調節できる点が魅力的です。結果として、プロジェクト全体のクオリティアップに繋がっています。
事例03
東京海上日動システムズ
「プロジェクトの可視化により業務スピードアップ」
課題01 | エクセルを使用してプロジェクト管理をしていた |
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課題02 | 管理の効率化と説明責任のためにツール化が必要だった |
引用元:Lychee Redmine
https://lychee-redmine.jp/cases/case2/
Lychee Redmineを導入したことで品質管理や課題管理、要件管理など10種類のエクセルファイルを集約でき、管理ファイルの削減になりました。
また、プロジェクト情報の見える化が実現。かんばん画面でチケットタイトルを表示させ、チケットタイトルをクリックすれば詳細情報を確認できるためホワイトボード代わりにRedmineの画面を見ながら朝会を行っています。
プロジェクトが可視化されたことで、業務のスピードアップに繋がりました。
事例04
住友電装
「業務効率化でコスト削減にもなった」
課題01 | 要件や計画、構成管理の進捗反映が遅かった |
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課題02 | ファイル共有で、ファイルが壊れたり誤記が発生 |
課題03 | 文書などのファイル改変履歴が別表で管理されていた |
ガントチャート上で進捗報告をするようにし、大きなタスクに対してさらに細分化したタスクの見える化が実現。
プロジェクト情報を複数のメンバーが同時に更新できるため正確な情報共有が行われ、マネージャーと現場メンバーの認識を統一することができました。
前後関係の異常や承認が行われていないにも関わらずコーディング開始されるなどのトラブルなど確認できるのも魅力的です。さまざまな業務効率化によってコスト削減も実現できました。
導入企業2,000社突破
アドソル日進/株式会社エヌデーデー/GungHo/Capital Asset Planning/Clud Communication/コムシス株式会社/SINFONIA/株式会社CACクロア/大和総研/TOSHIBA/NS Solutions/NIHON KOHDEN/日本信号株式会社/株式会社ハ・ン・ド/日立ケーイーシステムズ/三菱重工/YAMAHA/YOKOGAWA/LEXI/FUJISOFTなど
こんばんはー!案件数が増えてくると頭が混乱してきます…😢振り返り大事ですよね…私も見習います!!
— まるみ@Webディレクター (@yaritaikotohai2) November 9, 2020
さきぷんさん、ガントチャート何使ってますか??(私はLycheeRedmineです)
アジャイルウェアさんのLychee Redmineは、チケットのストックの性質にフォーカスして、進捗、品質、稼働などのメトリクスとして活用する。akipiiさんのブログはずいぶん前からチェックしてます。とても参考になる。
— 手羽先 (@miokakusu) January 3, 2019
そういえば、仕事でLychee Redmine(Cloud)を導入したった。 #redmineT
— kabukawa (@kabukawa) November 2, 2019
事例や導入企業を見る限り、大手製造業に多く導入されているようです。逆に、事例をあまりみないのは、制作会社や部門、エンジニア系の社名なので、クリエイティブ制作向けツールを求めている場合は、他を当たった方が無難かもしれません。
製造業に関しても、他にもツールを紹介していますので、ぜひ一度ご覧ください。
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