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kintone(キントーン)はプロジェクト管理ツールです。
アプリやコミュニケーションスペースを必要に応じて追加できるため、自身の仕事に一番合う管理ツールすることができます。作業効率アップが望めるでしょう。
使用するアプリを自分で選ぶことができるkintone。100以上のサンプルアプリから必要なものを選び、すぐ使用することができます。エクセルやCSVファイルも読み込むだけでアプリ化が可能。自身の仕事にぴったり当てはまるアプリをつくれるでしょう。
アプリ同士はデータによって紐づけて、連携することができます。マスタアプリから情報を引っ張ってくることでデータ入力が簡素化。関連するデータをひとつの画面に集約することでデータを探す手間を省き、生産性アップに繋がります。
条件を絞り込んで、表示する情報を切り替えることができます。例えば自分が担当する顧客、未着手リストなど自分が見たい情報を示した一覧を複数用意できます。クリック一つで簡単に切り替えることも可能。探している情報がすぐ見つかるでしょう。
アプリに溜まったデータを集計し、グラフ化することができます。リアルタイムのデータがグラフに反映されるため、いちいちまとめ直す必要がありません。さまざまなグラフを表示させることでデータの分析に活用できます。
変更履歴のログを残すことができます。
いつ・誰が・どこを・どのように変更したかデータ編集の変更履歴が残るため、過去の経緯がすぐわかるでしょう。間違ってデータを処理してしまった場合も、すぐに変更前の状態に戻すこともできます。
エクセルファイルを読み込むとWebアプリとなり、Webブラウザ上で編集・共有・管理が可能に。
日報や顧客管理などのファイルを複数人で管理することができます。メールでエクセルを送る必要もなくなり、時間を効率的に使えて生産性もアップするでしょう。
プロジェクト全体の情報を共有することで情報格差を防ぎます。一人ひとりの主体性を引き出し、
チーム内の目標を共有して強いチームワークを発揮。多様性を尊重し、議論を大事にすることで組織全体のクオリティアップに繋がるでしょう。
日時を条件にした通知の設定ができ、
必要に応じてリマインド通知を受け取ることができます。サービスの更新期日など忘れやすいタスクを通知させることで、処理漏れのミス防止に役立つでしょう。
当サイトでは、上記の3項目のほか、ツールによるナレッジ化に関する情報もまとめていますが、kintone(キントーン)の公式サイトからはその情報が得られませんでした。
事例01
パーソルキャリア
「メールのやり取りが減って効率性が上がった」
課題01 | メールで送られてくる申請書類の管理が煩雑 |
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課題02 | 担当者やコスト、承認などの管理をエクセルで行っていた |
課題03 | ナレッジの属人化で知識や情報が一部で消費されていた |
現場が情報を更新し、リアルタイムで確認することができるようになりました。情報の可視化により、現場担当者とガバナンス部署双方からひとつのプロジェクト情報を総合的かつ立体的に把握できます。
エクセルで管理しているときはヒューマンエラーも多々ありましたが、kintoneで管理をはじめてから入力ミスも少なくなり一覧性が向上しました。メールのやり取りも減り、メンバーのワークフローが簡略化され効率性アップに繋がっています。
事例02
Fast Fitness Japan
「メールのやり取りが減って効率性が上がった」
課題01 | あらゆる書類を紙で管理していた |
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課題02 | ファイリングしたものを閲覧・提出する際に探すのに時間がかかっていた |
システム開発の経験がないにもかかわらず、直感的な操作で契約書管理システムを構築。店舗管理や取締役会議事録管理、出店承認など自社に合わせた様々なアプリを作成し、申請業務のほとんどをkintoneで行っています。
kintoneにアクセスすればすぐファイルを見つけられるようになったので、ファイルのある場所を見に行って、探して、コピーして…という探し物をする時間がいらなくなり、クオリティアップに繋がりました。
事例03
京屋染物店
「正確な納期の見積もりが可能に」
課題01 | 業務進捗や作業量が分からず、正確な納期の見積もりができなかった |
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課題02 | 余裕を持った納期しか伝えられないため急ぎの注文に対応できなかった |
受注管理アプリとして製品の最終納期だけでなく、各部署の納期や進捗状況も同時に管理しています。業務の進捗状況をステータスごとにグラフ表示させることにより見える化が実現。
メンバーがどれくらいの仕事を抱えているのか正確に把握できる分正確な納期の見積もりが可能になり、急ぎのお客様にも対応できるようになりました。
部署をまたいだ話し合いもすぐできるように。業務時間の短縮にも繋がり、残業がほとんどなくなりました。事例04
エネチェンジ
「情報管理の効率化で案件数が15倍に増加」
課題01 | 数千におよぶ顧客情報をエクセルで記録していた |
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課題02 | 行追加による計算式のズレが発生したり更新履歴が不明瞭になっていた |
課題03 | 顧客からの連絡が漏れてしまうこともあった |
家庭向け電力自由化に伴い問い合わせ数が増大して対応が追い付かなくなっていましたが、kintoneを導入することで情報管理の効率化が実現。問い合わせにも積極的に対応できるようになり、案件数も15倍に伸びました。
顧客管理アプリにて電気やガスの供給を受ける需要家リストを一括管理しているため、専任担当者を設定してきめ細かくミスのないサポートができます。顧客満足度にも繋がりました。至急フラグにより急ぎの顧客にも対応できています。
事例05
中江病院
「営指標の可視化で現場の意識改革に貢献」
課題01 | 紙カルテを中心に業務が行われていた |
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課題02 | 患者の情報共有がスムーズにいかず多くの手間と時間がかかっていた |
電子カルテだけでは拾えない業務を支援する機能がkintoneにはありました。電子カルテと柔軟に連携することで、経営指標が自動的に収集できて可視化できる点も魅力的です。
病床稼働率やインフルエンザ情報など緊急度の高い情報はポータルのトップに表示されることで、自分たちの病棟においてどのくらいの稼働率なのか意識している人を9.3%から84.0%まで増やすことに成功。数字を意識することで職員の意識改革に貢献しています。
15,000社以上の導入実績
NISSAN/SHISEIDO/ANA/朝日新聞/SohtBank/リンガーロイヤルホテルグループ/Lions/産経新聞社/KEIO/住友不動産/mercari/ゆうの森/リノベる。/FUSO/東急電鉄/瀬戸内市/ニッポンレンタカー/大阪産業大学など
ちょっとした作り変えでも、普通のシステムなら開発で追加費用がかかりますからね。簡単にやり方を変えられるのって本当にありがたい。
— 荻野光希@業務改善For子育て (@Kogarase) November 15, 2020
特に、Kintoneのラベル機能って初心者を意識するときにはすごく良い機能なんですよね。「ここが分かりにくい」って言われた時に、すぐ説明書きを貼れますし。
「kintone って便利だね」ってkintone アプリコメントでやり取りされてて、すごく嬉しい。管理者側から教えたり伝えたりして便利さや機能を理解してくれるのももちろんだけど、現場が日々触ってジワジワ身をもって便利さを感じて良さに気がついてくれることに勝るものはないと思う。 #kintone
— Carynco (@carynco2017) November 13, 2020
「社員情報はどう管理していますか?」「kintoneですね」「セキュリティは大丈夫?」「会社管理の端末からしかアクセスできないよう、セキュアアクセス機能を使っています。社内でもアクセス権の機能で、必要な人しか閲覧できないようにしています」#CybozuDays pic.twitter.com/0yGAXZfliw
— よっしー / 吉原寿樹 (@yosshimusic) November 13, 2020
kintoneは仕事に合わせてアプリの追加ができるため、さまざまな企業や部署に向いています。中でも特に営業・セールス、開発・品質保証、情報システムといった部署にてよく利用されています。
ただし、どの業界に特化しているというわけではないので、場合によってはアプリではカバーできない業務が出てくるかもしれません(とくに現場向けの業務では)。
当サイトでは、業界ごとにおすすめのツールをまとめていますので、業界に特化したツールにはどんな機能があるのか、参考にしてください。
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