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個人や小規模向けのツールと大規模チームむけのツールを併せ持つExtensisのDAMについて、その特徴と活用例を紹介します。
アセットを整理し簡単に分類・検索・取得・アーカイブすることでワークフローを自動化し、コミュニケーションの改善や時間当たりの生産性を向上します。
Extensis Connectは、アセットがスマートキーワードで自動的に強化されることで必要なファイルを検索する時間を削減、チームや外部の関係者とすぐに資料を共有することができます。デジタルアセットに関連キーワードを自動でタグ付け。作業したいファイルがなかなか見つからないことによるストレスを解消し作業能率をアップします。さらにSuitcase TeamSyncを使用してプロジェクトチームのメンバーそれぞれが正しいフォントに確実にアクセスできるようになります。チームの規模に関わらず簡単にフォントコレクションを同期できることで、個々が手動でフォントを共有したりインストールする必要がなくなります。
明確なニーズを持ち、専門的なプロジェクトを希望する個人にも、大人数でデジタル資産をシェアしたいビジネスニーズのどちらにも対応する様々な機能を兼ね備えています。特に複数人との共同作業で課題となる複雑なアセット管理や、グラフィックデザイナー、コピーライター、会計士、アカウントマネージャーなど専門分野の仕事を楽にする他のツールとの統合は、様々なニーズにこたえるExtensisのDAMの大きな強みです。
Universal Type Serverは、大規模チームや組織向けに作られたフォントサーバー、およびフォントマネージャーです。ウェブサイトや印刷物、パッケージ等、ブランド運営の中で使用するフォントを一元的に管理し、簡単に配布できるため、管理者の負担を軽減しつつブランディングに欠かせないフォント配布をさらに効率的に行うことができるようになりました。重複するフォントの自動識別機能や違法な乱用を防ぐ機能も兼ね備えており、貴重なデジタルアセットであるフォントを安全に管理します。
プロジェクトやクライアントごとにフォントコレクションをまとめ、新たなデータを作成する際にはそれらを自動的にアクティベーションしてくれます。この機能を利用することでデータの様相を常に同じデザインに保つことができ、ブランドコンセプトに一貫性を持たせ、安定したブランドイメージを顧客に持ってもらいやすくなります。
自社に最適なDAM(デジタルアセットマネジメント)を見つけたいならチェック!
事例01
Priaulx Library
かつて数日かかった蔵書検索も、数秒で完了するようになりました
課題 | 貴重な記録や珍しい本を含む30,000を超えるアイテムをデジタルで管理するシステムの導入 |
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Extensisの導入によって、これまで印刷ベースだった数万点ものコレクションをデジタル化し、それらにインデックスを付けてドキュメントの検索にかかる時間を数秒単位まで削減。また新聞アーカイブに全文検索機能を追加し、貴重な過去資料の安全で効率的な活用方法を確立しました。図書館員だけでなく、図書館を訪れた人にとってもアクセシビリティーの高い施設となりました。
事例02
SOCIETE GENERAL
20000枚の画像データを簡単に賢く運用
課題1 | 一元化されたサーバーを使用してデジタル資産の管理とアクセスを改善すること |
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課題2 | 異なる部門間でドキュメントを共有できるようにすること |
課題3 | 既存の画像の購入重複を防ぐこと |
Extensisで画像データを整理したことで、たった数秒でデバイスから銀行の画像にアクセスすることが可能に。NetPublish機能を使うことで自分のもつデジタルアセットを社員間で素早く共有できるようになりました。20000枚を超える膨大なデータを賢く運用することができるようになり、チームメンバーからもExtensisのシステムは評価されています。
個人利用・ビジネス利用のどちらにとっても使いやすいExtensisのDAMですが、割り当てやコラボレーション作業などのワークフローが複雑化する大規模なチームプロジェクトであっても効率的に資産管理と運用ができる点はほかのDAMとの差別化ポイントになりそうです。
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