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こちらのページでは、新人デザイナーの教育方法について紹介するとともに、デザイナー教育に役立つツールを紹介していきます。それぞれのツールの特徴や機能、利用料金をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
こちらでは、新人デザイナーを教育するにはどんなコツがあるのか?といったポイントについてご紹介しています。これから新人を指導するといった方や、なかなか新人教育がうまくいかないとお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
新人デザイナーを教育する上で大切なのは、「忍耐強く」「丁寧に」教えるという点です。
単に何かを伝えたり指示をするだけでは、相手を育てることには繋がりません。何かを教えるということは、相手に理解をしてもらい、そして相手が自分自身で判断できるようになるまで根気強く伝え続ける、ということが必要になってきます。
特にデザインという分野は「答え」が決まっているものではないだけに、余計に教えるのが難しいといえます。デザインは配色や構成、フォントなどさまざまな要素が関わっており、正解といえるパターンが複数あります。このような場合には、相手に理解をしてもらうには時間がかかるかもしれません。そのような分野だからこそ、忍耐強く・丁寧に教え続けることが必要になってきます。
新人デザイナーには、「時間管理」の意識を持たせる点も重要なポイントになってきます。例えば、作業時間ギリギリまで自分だけで試行錯誤を繰り返して時間内に作業を完結できないということになったり、状況報告をせずに締め切り直前で「間に合いません」という状況になりがちです。
そのため、まずは自分のスケジュールをしっかりと把握して時間管理を徹底すること、また全体行程がどのようになっているかといった点に目を向けて、「時間を守ること」の大切さをしっかりと実感しながら作業を進められるように指導をしていくと良いでしょう。
実際に作業をしているところを見せる、という点も仕事のイメージを作る上で重要なポイントとなってきます。作業を実際に目にすることによって、どのくらいのスピードで作業を行っているのか、またどのように作業を進めていくのかといった点がわかります。
新人のうちは、作業をどのくらいのスピードで進めたら良いかを意識しにくく、試行錯誤することでスピードが鈍くなってしまいますので、実際の作業スピードのイメージを早いうちに持ってもらうと良いでしょう。また、プロとして目指すレベルを意識してもらうためにも、口で教えるだけではなく実際の作業を見せるということは大切な部分となってきます。
デザイナーとしてスキルをつけるには、「上手い人の真似をしてみる」というのもひとつのポイントです。はじめのうちは、上手い人のデザインスタイルだけではなく、行動や思考、作業を行う過程などを真似していくことによって、自然とデザインのスキルが身についていくでしょう。
最近では、ツールを使用して教育の効率化を図っている企業も見られます。
社内メンバーがアクセスできるプロジェクト管理ツールにノウハウを蓄積させておくことで新人の自主学習にも役立ち、上記に記載した「実際に見せる」「真似をさせる」という行為で教える時間を削減でき、教育の効率化を図れます。
この項目ではGoogle検索で「プロジェクト管理ツール」と検索して1ページ目に出てきたすべてのサイトに掲載されているプロジェクト管理ツールの中からデザイナーの教育に使用した事例が公式HP内に確認できたプロジェクト管理ツールを一覧で紹介しています。
またアルファベット順に並べています。(2022年11月時点)
制作の現場から生まれた機能が搭載されているAdFrow。制作依頼の工数削減につながる発注テンプレート機能、承認までのプロセスを一元化できる承認フロー機能、最新版を一目で確認できる稿数管理機能、AdFlow上で制作物の修正を指示できる機能などを搭載しています。
また、必要なクリエイティブをすぐに探せる素材・制作物管理機能、イメージを掴みやすくなるプレビュー機能などに加えて、チャット機能やプロジェクトの進捗をすぐに確認できるタスク・スケジュール機能も用意されています。
また、チャットワークやSlack、Microsoft TeamsなどとのAPI連携も可能です。
AdFlowでは、「制作管理に求められる機能を一元化している」という点が特徴となっています。制作に関わる情報は煩雑になりがちですが、AdFlowを使用することによってファイルや制作に関する情報の一元化が可能です。こちらの点は、制作現場はもちろん、管理側にもメリットがあるといえるでしょう。
さらにAdFlow導入によって業務効率がアップすることで、さらに制作時間を確保できます。このことにより、成果物の品質向上にもつなげられるといったように、制作現場のパフォーマンス向上にもつながります。
また、ツールに関するサポートが充実している点もAdFlowの特徴です。導入支援はもちろん、導入後ももしわからない点があれば、カスタマーサポートが電話やメールで丁寧にサポートを行います。
AdFlowでは、利用人数や利用機能、オプション有無などにより利用料金が異なります。そのため、まずは見積もりを取ってみると良いでしょう。どのような利用を想定しているのかを相談することにより、状況を踏まえて見積もりを作成してくれます。
backlogでは、タスク管理機能やチームのコラボレーションを促進する機能、プロジェクト管理機能、バージョン管理機能のほか、カンバンボードやガントチャート、ファイル共有、お知らせ機能など作業を効率的に行う機能を搭載しています。
その中のタスク管理機能では、チームメンバーのタスクをまとめることで担当者が明確にできるため、チーム全体の作業が進めやすくなります。タスクを期限内に完了させることにも役立てられるでしょう。
backlogは「シンプルで直感的に使えるデザイン」が特徴です。この特徴により、ツールを使い慣れていないチームメンバーも無理なく使いこなせます。
さらに、プロジェクト管理に必要とされる機能がまとまっているツールですので、プロジェクトの進捗が一目でわかり、チームメンバーそれぞれが担当している作業の進捗も把握可能。ひいてはチーム全体の達成率についても簡単に把握できるため、遅れそうなタスクにもすぐに対応でき、遅延タスクを減らせます。
backlogには、中〜大規模のチーム向けの「プラチナプラン」、小〜中規模のチーム向けの「プレミアムプラン」、小規模なチーム向けの「スタンダードプラン」、お手頃な価格で始められる「スタータープラン」があります(スタータープランはガントチャート利用不可)。それぞれのプランは、30日間無料で始められます。
各プランの料金は下記の通りです。ちなみに年払いの場合は2ヶ月分割引となります。
NotePMには、「文書作成」「検索・整理」「コラボレーション機能API・データ出力・外部連携」といった機能が搭載されています。例えば文書作成機能では、用意されている高性能エディタとテンプレートを使用することで、これまでバラバラになっていたフォーマットを標準化可能です。日報や議事録、ビジネス戦略、各種マニュアルなどの作成を行えます。
上記のほか、社外メンバーとの共同プロジェクトの場合などに便利なアクセス制限機能も搭載しており、特定メンバー間の共有範囲を柔軟に設定することも可能です。
NotePMは社内のナレッジマネジメントに関する悩みを解決できるツールです。社員がさまざまな情報を書き込んで蓄積していくことによって、社内で「知りたいこと」を見つけられるツールとなります。
さまざまなシーンで活用でき、例えば社内マニュアルや業務手順書、社内FAQなどのほか、議事録や日報作成などにも活用可能です。さらに、NotePMで管理するデータを編集した場合には、自動的に変更履歴を記録することができます。変更履歴はハイライトで表示されますので、誰がどの部分を変更したのかがわかりやすくなっている点も特徴といえるでしょう。
加えて、Microsoft Teams、Slack、Chatwork、LINE WORKS、Google Chatとの連携も可能です。
NotePMは利用ユーザー数により料金が変化しますので、どのくらいのユーザー数になるのかといった想定を行うことが必要になります。また、それぞれのプランには無料枠(閲覧のみ可能なユーザー権限)が用意されています。見るだけのユーザーは無料となりますが、こちらの枠はそれぞれのプランで定められているユーザー数の3倍までとなっています。
Redmineの主な機能は、やるべき内容を「チケット」として登録する「チケット登録機能」や、「ガントチャート機能」、「Wiki」などがあります。チケットを登録した場合には、担当者の割り当てと進捗状況のステータスを設定できます。このチケットは一覧画面で確認でき、進捗などをすぐに確認できるとともに、担当者や期日などさまざまな条件に応じてチケットを表示することも可能です。
さらに、Web上にWikiを構築して、プロジェクトに関わるメモや手順書や打ち合わせを行った際の記録などをチーム内で共有できます。
Redmineでは、チケットを記録・表示できることやガントチャートなどで表示できることから、自身のタスク状況を把握するのに役立てられるツールです。
さらに、Redmineのクラウドサービス「My Redmine」が用意されている点も特徴。こちらはサーバの管理やバージョンアップも不要となっており、初期費用も無料であることから多くの企業が利用しています。例えばテレワークでの業務をRedmineで共有したい、管理を楽にしたい、取引先企業との仕事を共有したいといったニーズに応えてくれます。
民間企業・個人向けプランの「スタンダード(S)」「ミディアム(M)」「ラージ(L)」、官公庁向けプランの「ガバメントスタンダード(S)プラン」「ガバメントミディアム(M)プラン」「ガバメントラージ(L)プラン」がありますので、ニーズに合わせて選択しましょう。
ZACは様々な課題を解決するクラウドERPパッケージです。多くの機能を備えていますが、その中のひとつとして「プロジェクト管理機能」を備えています。その中の工程管理機能においては、プロジェクトの中で発生するタスクの共有が可能。ガントチャート形式を採用していることから全体のスケジュールを可視化でき、プロジェクトの進捗をひと目で把握できます。
また、日程の編集が必要な場合にもドラッグ操作で行えるため非常に手軽。さらに、変更した部分に関連してくる工程についても日程変更が自動で行われることから、手間を削減した上でプロジェクトの管理が行えます。
さらに、予定表機能も搭載しており、社員それぞれのスケジュールを可視化して共有できます。
ZACには数多くの機能が用意されていますが、その中で必要な機能のみを選択して導入できる点が特徴です。さらに、将来の組織の成長に合わせた段階導入にも対応しているため、無駄なコストが発生しないという点もポイントといえるでしょう。もちろん、クリエイティブ業における業務上の課題解決できる利用できる機能も多く搭載しています。
ZACは「導入機能」や「利用する社員の数」などによって利用料金が変動するシステムとなっていますので、導入する際に必要な料金についてはあらかじめ見積もりを依頼することをおすすめします。
また、導入コンサルタントによる導入支援も行っていますので、導入を検討している場合にはこちらもチェックしておくと良いでしょう(専任担当者チームや経験豊富なプロジェクトマネージャーが参画してのプロジェクト進行サポートについては有料オプションとなります)。
さらに、ソフトウェア保守サービスは「ライセンス費用×1.5%/月」、データセンター利用料については「5万円~/月」です。