【2023年版】プロジェクト管理ツール比較サイト「.tool」 » プロジェクト管理ツールの導入事例集 » 医療福祉業

公開日: |更新日:

医療福祉業

医療福祉業界でプロジェクト管理ツールを導入した会社の事例を4つ紹介します。現在導入を検討中の方は、実際の導入企業の導入理由や効果などを参考にしてください。

※このページは以下ページを参考に作成しています。
引用元:https://office.cybozu.co.jp/cases/?industry=iryo
引用元:https://www.stock-app.info/voice_detail_happiness.html
引用元:https://notepm.jp/blog/4042
引用元:https://kintone-sol.cybozu.co.jp/cases/nakae-hp.html
導入企業紹介
  • 社名:新潟市医師会
  • 業種:医療福祉業

新潟市医師会は新潟市内の医師およそ1600名を会員とする医師会で、新潟市民の医療・保険・福祉工場に向けて様々な活動を実施しています。現在は、市内11ヶ所の医療機関に設置された「在宅医療・介護連携ステーション」や、それらをまとめあげる新潟市医師会内に設けられた「新潟市在宅医療・介護連携センター」の運営に携わっています。

導入ツール紹介
  • 導入ツール:サイボウズ Office
  • 会社名:サイボウズ株式会社
  • 導入実績:70,000社

サイボウズ Officeは、日本国内のソフトウェア開発業界を牽引するサイボウズ株式会社の手がけるITソリューションです。モバイルとクラウドの両方に対応しており、社内コミュニケーションやデータ共有を円滑にします。1997年の製品リリース以降、多様化するユーザーのニーズに対応しながら累計導入社数7万社を突破しています。

導入前の課題

新潟市では市内の在宅医療や介護連携事業を強化するために、新潟市医師会、在宅医療・介護連携ステーション、新潟市在宅医療・介護連携センターの3期間の情報連携が必要不可欠です。年度ごとに更新する事業計画書をはじめ、市民啓発のチラシや各種申込書などをその都度FAXや郵送で共有するのは工数がかかりすぎるため、情報共有ツールの導入が急務でした。

サイボウズ Office導入の決め手

新潟市医師会が取り扱う書類の中には、地域住民の個人情報などデリケートな内容を含む申請書や報告書も少なくないため、情報共有ツールの運用においてセキュリティの確保は絶対条件でした。加えて、頻繁なファイル共有に対応できるかどうか、導入コストはリーズナブルかなど様々な条件を検討した結果、サイボウズ Officeが最適なツールとして挙げられました。

サイボウズ Officeの効果

SaaS型のサイボウズ Officeはシステム導入に際してハードウェアの購入やソフトウェアのインストールが不要なため、導入費用を抑えつつ運用を開始できました。また、ユーザーあたり月額250円のセキュアクセスオプションを追加することで、クライアント証明書をインストールした端末以外からのアクセスを制限できるため、システムのセキュリティ確保も実現できました。

導入企業紹介
  • 社名:株式会社ハピネス
  • 業種:はり灸マッサージ事業

株式会社ハピネスは、訪問型のはり灸マッサージ事業を展開する企業です。老人ホームや介護施設から個人宅まで、幅広い顧客を対象にマッサージを実施しています。

導入ツール紹介
  • 導入ツール:Stock
  • 会社名:株式会社Stock
  • 導入実績:不明

Stockは、シンプルな機能が特徴的なチーム情報管理ツールです。従来のチャットツールと異なり、重要な情報が流れていくことがなく、タスクの抜け漏れを防止します。他にも、ノート機能など一部の機能はオフライン環境でも利用可能、ビジネスチャットツール「Slack」と連携可能、一度削除したデータも30日間は保存される誤削除防止機能など、「あったらうれしい」という役立ち機能を搭載したソリューションです。

導入前の課題

株式会社ハピネスは元々、社内コミュニケーションツールとしてLINEを利用していました。しかしながら、LINEで情報を共有するとタイムライン上が膨大なメッセージで溢れてしまい、営業先との商談記録といった重要な情報が流されて探しにくくなってしまう点に課題を感じていました。サービスの質を向上するためには、チームに必要な情報を簡単に管理・検索できるコミュニケーションツールを導入する必要がありました。

Stock導入の決め手

Stock導入の背景には、LINEと異なり必要な情報がタイムライン上を流れていかず常に画面上に残っている点、シンプルで直感的に操作できるUIデザインなどが挙げられます。実際にStockの導入を検討する際に他社の情報共有ツールもトライアル使用してみたものの、どれも操作方法が複雑で使いこなせそうになかったこともあり、Stockを本格導入しました。

Stockの効果

現在、株式会社ハピネスでは、「新規問い合わせ記録」「営業先との商談記録」「顧客からのクレーム内容記録」「社内の日報記録」の4つをすべてStock上で一元管理しています。重要な情報をいつでも手軽に記録できて、後から知りたい情報に簡単にアクセスできるようになり、業務効率が格段と向上しました。また、Stockは非常にシンプルな操作でほとんどの作業を完了できるため、導入後すぐにメンバー間で利用が普及したといいます。

導入企業紹介
  • 社名:歯科タケダクリニック
  • 業種:歯科医業

歯科タケダクリニックは、東京・埼玉エリアを中心に12の歯科医院を展開するクリニックです。保険診療を基本として、治療技術、治療費、医院の雰囲気において患者が安心・安全に通える歯科づくりを目指しています。

導入ツール紹介
  • 導入ツール:NotePM
  • 会社名:株式会社プロジェクト・モード
  • 導入実績:4,000社以上

NotePMは、社内メンバーが様々な情報を書き込み、編集し、検索・閲覧できるストック型のナレッジ一元管理ツールです。フォルダ機能やタグ機能を活用すれば情報を自由に整理できるほか、Microsoft TeamsやSlack、ChatWorkといった主要チャットツールとの連携も可能です。

導入前の課題

歯科タケダクリニックは歯科医師が30名、衛生士が30名、受付助手が30名、医療事務が10名ほどの計100名ほどが在籍しており、かつ毎年新しい人材を受け入れています。新人研修を毎年繰り返す中で、新人スタッフがつまずきがちなポイントをマニュアル本にまとめています。しかしながら、紙媒体のマニュアルでは各医院のスタッフ一人ひとりまでノウハウが浸透せず、Wikipediaのように知りたいときに手軽に検索できる情報共有ツールを必要としていました。

NotePM導入の決め手

歯科タケダクリニック医院長の竹田氏が情報共有ツールについて調べている中で知ったのが、キーワード検索機能を搭載したNotePMでした。検索に強い点に加えて、PCだけでなくスマートフォンやタブレット端末からでもアクセスできる使い勝手の良さが導入のポイントとなりました。

NotePMの効果

NotePM導入後はそれまで紙媒体で各クリニックに配っていた新人マニュアルを電子化したことで、医院内のタブレット端末からいつでもすぐに知りたい情報を検索できるようになりました。患者からの質問や要望にその場で回答できるようになったことに加えて、同クリニックでの就職を検討している求職者に向けて「わからないことはすぐに調べて学習できるシステムがある」という点は大きな訴求ポイントとなるとのことです。

導入企業紹介
  • 社名:医療法人敬愛会 中江病院
  • 業種:リハビリ治療を中心とした回復期・慢性期病院

医療法人敬愛会中江病院は1892年に鹿児島県伊敷村で診療所として開設されて以来、120年以上にわたって地域住民の健康を支えてきた医療機関です。リハビリ治療をメインとした回復期・慢性期病院として、地域住民の健康をサポートしています。

導入ツール紹介
  • 導入ツール:kintone
  • 会社名:サイボウズ株式会社
  • 導入実績:20,000社

kintoneは、東証一部上場の国内大手ソフトウェア開発会社のサイボウズ株式会社が手がける情報一元管理ツールです。豊富なAPiや100種類以上の連携サービスを生かした高い拡張性や、誰でも簡単に使える操作性から、あらゆる業種で業務効率化に役立てられています。

導入前の課題

医療法人敬愛会中江病院では、以前より紙カルテを中心としたアナログな業務環境の改善が課題とされていました。そのような状況で、院長の交代や病院施設の建て替え工事などの予定が重なる時期があり、そのタイミングを契機として院内システムの電子化を推進することとなり、従来の電子カルテだけでは補えない周辺機能を兼ね備えた情報管理システムを探し始めました。

kintone導入の決め手

kintone導入の決定的なポイントとなったのは、電子カルテとしての機能性の高さに加え、全国にある医療機関の情報が手に入る病院経営プラットフォーム「ここりんく」を利用できること等、周辺機能が充実している点にありました。他の医療機関から入院相談を受けた際などには各部署と地域連携室との間でスピーディな情報共有が必要となり、kintoneならそのニーズに対応できると判断されました。

kintoneの効果

kintone導入後は電子カルテとして大幅な業務効率化や紙の節約に貢献したのはもちろんのこと、kintoneを使って作成した業務アプリを活用することで日頃の業務品質が向上したといいます。従来は不透明になっていた医療区分の割合や病床稼働率などの経営指標も見える化され、職員の意識向上にも貢献しています。

今の業務にベストなプロジェクト管理ツールを探す

関連ページ

【2023年版】プロジェクト管理ツール比較サイト「.tool」

プロジェクト管理ツールの導入事例集
オンラインストレージおすすめ一覧
新聞・出版・通信
WEB制作の効率化事例